I’ve got the old man’s car I’ve got a jazz guitar I’ve got a tab at Zanzibar Tonight that’s where I’ll be 俺には古い車がある ジャズギターだってある そしてザンジバルにはつけがある 今夜俺はそこにいるだろう
爆発的な成功を収めたミュージシャンが次にどうでるか?
その成功がミュージシャン本来のスタイルであったならば、基本的に前作を踏襲した新作を
創るでしょう。あえて奇をてらう必要は全くありませんから。
しかしなかには爆売れした前作とは打って変わった作品を創り、良い意味で世間を裏切り、
予想の斜め上を行ったミュージシャンもいます。
「アンプラグド」第二弾の様なアルバムを作れば、再度のビッグセールスは間違いなかったのに、
あえてそれをしなかったエリック・クラプトン(#11ご参照)。
同じように「パープル・レイン」のメガヒット後に、当時全く流行の予兆もなかったサイケデリック色を
前面に打ち出した「Around the World in a Day」という傑作アルバムでこれまた世間を
あっと言わせたプリンス(#51ご参照)など。
アルバム「ストレンジャー」が空前の大ヒットとなったビリー・ジョエルははたして?
ビリーにとって最初のヒット作「ピアノマン」の次作である「ストリートライフ・セレナーデ」が、
制作期間の短さから(11か月)、決してそのクオリティーにおいて十分でなかったのは既述ですが、
十分な期間が与えられなかったのは、「ストレンジャー」の次作である「52nd Street
(ニューヨーク52番街)」についても同様でした(13か月)。ではその出来栄えはというと・・・